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メガネの松原

〒645ー0006
和歌山県日高郡みなべ町北道 195-7

TEL.0739-72-2335 (予約優先)

みなべ町は日本一のアカウミガメの産卵場所

日本一の南高梅の産地みなべ町は、実は日本一の「アカウミガメの産卵地」でもあります。

 

日本列島でよくみかける、ウミガメの種類は3種類で、「アカウミガメ」「アオウミガメ」「タイマイ」と分けられ、その中でアカウミガメが、5月~8月の上旬にかけて、このみなべの千里の浜へ子孫を残しにやってきます。

 

アカウミガメの特徴は、他のウミガメに比べて食べ物も貝類や甲殻類と固いものを主食としているためか、頭部が頑丈で大きいのが特徴となっています。

 

アカウミガメはウミガメ類の中でも最も北で産卵する傾向があるのですが、環境の変化によって?、、、なのか、最近ではアカウミガメの産卵密度が、この南側のみなべ町に集中しており、今では、ここみなべ町の「千里の浜」が日本一のアカウミガメの産卵場所となっています。

 

2014年の千里の浜での調査では、アカウミガメの上陸回数が579回で、産卵回数が291回となっており、5月~8月上旬にかけて、ほぼ毎日のように産卵が行われています。

 

アカウミガメは産卵時に、100個近くの卵を産み落とすようで、そしてワンシーズンで卵がふ化して航海の旅に出られる子亀たちは、わずか一匹か二匹と言われています。

 

ほとんどの子亀たちは航海の途中に鳥や魚の餌食になるようで、これも自然の摂理と言えるのでしょうが、なんとも切ないお話しですね。

 

一匹でも多く子亀たちが航海の旅で出て、またこのみなべ町の千里の浜に戻ってきてもらえるように、みなべ町教育委員会は、ウミガメ監査員を設けてアカウミガメの保護に努めているようです。

 

みなべ町では、アカウミガメの産卵を観察するには、教育委員会からの許可が必要ですが、簡単な手続きをすませば誰でも、観察は可能となっています。

 

動画や写真撮影はNGとなっていますが、観察は間近で体験できますので、感動的な産卵の瞬間を、また、アカウミガメとの一期一会の貴重な出会いを思う存分に楽しんで頂けることができますよ。

 

みなべ町教育委員会の問い合わせはこちら↓
電話 0739-74-2418 まで

 

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